分離マージンモードでは、以下の方法でポジション証拠金の調整を行う。
自動マージンコール
自動マージン追加機能は、トレーダーが強制決済を回避するために、既存のポジションに自動的に証拠金を追加できる機能です。自動マージン追加機能が有効になると、証拠金レベルが維持証拠金レベルに近づくたびに、DeepCoinは利用可能な残高を使用して証拠金を補充します。追加される金額は現在のポジションの初期証拠金と同額です。もし利用可能な残高が初期証拠金に達するために必要な金額より少ない場合、自動マージン追加は失敗します。証拠金が追加されると、強制決済価格がマーク価格からさらに遠ざかるのが確認できます。
自動マージン追加が有効な場合、ポジションで使用できる最小レバレッジは1倍です。すでに1倍のレバレッジが使用されているポジションでは、たとえ利用可能な残高があっても、追加の証拠金は加えられません。
証拠金の手動調整
分離マージンモードでは、ポジション証拠金を増減させることができる。ポジション証拠金を増やしても、ポジションのレバレッジは影響を受けない。強制決済価格は、証拠金の追加を受けて、再計算される。ポジション証拠金が、維持証拠金を下回ることはできない。
注:自動マージンコールと手動での証拠金調整は、いずれもレバレッジに影響しない。
保有レバレッジの調整
分離マージン:ポジションを立てるために必要な証拠金 = 券面価格× 契約数量×平均参入価格 / レバレッジ
レバレッジを調整するときは、対応する保有証拠金を増減させる。
(1)レバレッジを大きくする
最大レバレッジ ≦ システム最大倍率
説明:レバレッジを大きくした後破産となる状況を防ぐために、損失が出た場合、レバレッジを大きくしてはいけません。
(2)レバレッジを小さくする
最小レバレッジ = 契約数量 × 券面価格/(保有ポジションの平均参入価格 ×(保有証拠金+利用可能証拠金))
Deepcoinの無期限契約では、レバレッジを調整する機能を提供している。ユーザーがレバレッジを上げたい場合には、システムが調整後のレバレッジ倍率が約定時の最大レバレッジ倍率よりも小さいと判定すれば、ただちに調整が行われる。調整後は、ポジションを「建てる」ために必要な証拠金が少なくてすむようになる。
ユーザーがレバレッジを下げると、維持証拠金は増加するが、口座に十分な残高があり証拠金を追加可能だとシステムが判断すれば、ただちにレバレッジ倍率の調整が行われる。
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