2種類のモードでの強制決済価格のちがい:
【クロスマージンモード】
買いポジションの強制決済価格 = 券面価格× 契約数量 × (維持証拠金率 + 1 )/(口座残高 - その他の維持証拠金 + その他の未実現損益 + 券面価格 × 契約数量/平均参入価格)
売りポジションの強制決済価格 = 券面価格× 契約数量 × (維持証拠金率 - 1 )/(口座残高 -その他の維持証拠金 + その他の未実現損益 - 券面価格× 契約数量/平均参入価格)
【分離マージンモード】
買いポジションの強制決済価格 = 券面価格× 契約数量 × (維持証拠金率 + 1)/( 券面価格× 契約数量/平均参入価格)
売りポジションの強制決済価格 = 券面価格× 契約数量 × (1-維持証拠金率)/( 券面価格× 契約数量/平均参入価格)
強制決済プロセス
Deepcoin(以下DC)は、適正な価格表示方法により、流動性不足や市場操作が引き起こす強制決済を回避している。巨額のポジションの清算によって引き起こされる市場への影響を抑制するため、ポジションの増加に伴う想定リスクも大きく見積もられ、要求される証拠金の額も高くなる。
強制決済が執行された場合、部分的に強制決済することにより、維持証拠金の必要額を減額することで、ポジションのすべてが強制決済されることを回避し、リスクをコントロールする。具体的な強制決済プロセスは以下の通りである:
リスク制限が低水準のユーザー
未成立の注文についてはすべてキャンセルされる。その時点で維持証拠金の要件が満たされていなければ、保有ポジションはマーク価格で強制決済される。
リスク制限がレベル2以上のユーザー
強制決済を以下の方法で行うことで、ユーザーの維持証拠金の要件を引き下げるよう試みる。
現在のポジションをできる限り変更せずに、維持証拠金の要件を引き下げるよう試みる。未成立の注文についてはキャンセルされるが、現存のポジションについてはできる限り保有を続ける。Fill or Kill(すべてのポジションを活かす約定するか、決済するか)の場合、現在のポジションの時価が維持証拠金を下回った時点で、全ポジションが決済されるが、一部を強制決済することで、他のポジションについては強制決済を回避する。一部を強制決済してもなお、口座の利用残高が維持証拠金を下回る場合は、その他のポジションがマーク価格で強制決済される。
*ポジションを建てるとすぐ強制決済された状況を回避するため、およびユーザーの利益を保護するために、Deepcoinは元強制決済プロセスのもとに、強制決済価格の計算基準として最新価格を追加しました。すなわち、最新価格とマーク価格が同時に強制決済価格に達したときにのみ強制決済プロセスがトリガーされます。
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