Deepcoinは、「クロスマージン」(共通証拠金)と「分離マージン」(分離証拠金)の2種類の証拠金システムを採用している。
分離マージンモード
分離マージンモードでは、ポジションを保有することによる最大の損失額は、当該ポジションを「建てる」際に要した必要証拠金と追加で差し入れた証拠金に限定される。ポジションが強制決済された場合、ユーザーは分離マージンの全額を失うのみで、その他の口座残高は利用可能である。追加で証拠金をコールされることもない。
ユーザーは手動で分離マージンを追加することで、ポジションの実質的なレバレッジを下げ、強制決済が行われる価格を最適な水準に設定することができる。ユーザーが分離マージンを追加し、レバレッジを調整した場合、追加された証拠金は0にリセットされる。
クロスマージンモード
強制決済を回避するため、取引口座にある利用可能な残高をポジション相互で融通することができる。このモードでは、すべてのポジションの損益は相殺されるかたちで口座の利用可能残高として計算される。利用可能残高は新しいポジションを「建てる」ための必要証拠金として使用することができ、ユーザーの引出し上限ともなる。
分離マージンからクロスマージンへ切替える際、買いポジションと売りポジションの両方が保有している場合、両ポジションが共にクロスマージンモードになる。一方、クロスマージンから分離マージンへ切替える場合は、一つ方向のポジションを保有する場合またはポジションを一切保有していない場合のみ可能である(分離マージンに切り替えると同時に強制決済のリスクを回避するため)。
両建て
無期限契約は、買いポジションと売りポジションの両方が保有できる。同一銘柄の買いポジションまたは売りポジションは合算される。
同一通貨ペアにつき、買いポジションと売りポジションの両方のポジションが保有する場合(両建て)、買いと売り両方の維持証拠金が必要となる。
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